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Mac Pro (Early 2009) 再生計画 1TB M.2 NVMe SSD (intel SSD 760p)を導入

すでに10年選手となってしまったApple MacPro early2009.これまで3.46GHz 6-core X5690 CPU換装128GB RAM (DDR3-1600 16GB x 8)USB 3.1  Gen 2など魔改造を行ってきました。

もうこのMacProの高速化は困難だろうな・・・と思っていた矢先、朗報が入りました。

MacOS 10.3から一般的なM.2 NVMe SSDがOSレベルで認識されるようになり(ただし、OSブートは不可)、そしてMacOS 10.4 MojaveのFirmwareによりブートも可能になったそうです!!

今回はそのインストール方法をメモとして記録に残します。

※OSをMacOS 10.4 Mojaveにアップグレードするかどうか悩んでいましたが、Adobe CS系のソフトウェアがほぼ動作しなくなるなどメリットを感じられないため、今回はMacOS 10.3 High Sierraを継続することにしました。


1)まずMacProのFirmwareをアップデートする必要があります。
MacOS 10.14.1のフルインストーラーにBoot ROM 140.0.0.0.0のFirmwareアップデータが入っているので、ダウンロードします。

2)MacOS 10.4 Mojaveをインストールしたい場合はそのままインストールを完了させます。今回はHigh Sierraで運用するために、Firmwareアップデート後、システムを終了させます(Mojaveのインストールは行わない)。

3)今回インストールするのは1TB M.2 NVMe SSD (intel SSD 760p)。アマゾンで約2万円。





4)intel SSD 760pをPCIeに接続するためにGLOTRENDS M.2 PCIe NVMe/AHCI SSD to PCIe 3.0 x 4アダプタカードアルミニウムヒートシンク付き(PA09_HS)を使いました。アマゾンでわずか1299円。







ヒートシンクを取り付けます。







5)MacPro 2009 PCIeレーンのどこに付けるかが問題で、お世話になっているvintage computerさんの情報によれば、スロット3または4に取り付けなければ速度が出ません

下の写真のようにスロット2へ取り付けると半分の速度しかでませんので注意が必要です。


現状は
スロット1:MSI社製 NVIDIA GeForce N680GTX TWIN FROZR III OC Mac EFI 改造
スロット2:Ableconn PU31-2C-2 USB 3.1 Gen 2(Gen1スペック)
スロット3:M.2 NVMe SSD
スロット4:Velocity Solo X2 Crucial m4 CT512M4SSD2



6)取り付け後、Blackmagic Disk Speed Testで速度を測定しました。


READ 1.5GB/s WRITe 1.3GB/sと、期待通りのスピードが出てます。
最新のMacと比較すると速度が半分以下ですが、十分なレスポンスを体験することが可能です。


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