Mac Pro (Early 2009) 再生計画 Velocity Solo X2 Crucial m4 CT512M4SSD2
激重になったMac Pro (Early 2009)
新規にMacを購入する計画もなかったので、ここでメインのドライブのSSD化を目指すことを決意。しかし、MacProのSATAは3GB/sのSATA IIなので、SSDのSATA III 6GB/sの性能を引き出せないことが分かりました。いろいろな情報を探してみると、単純にSSD化するよりもPCI ExpressにSSDを直に取り付けられる「Velocity Solo X2」とSSDを接続すると、本来の6GB/sのスピードを確保できることがわかり、今回の再生計画がスタートしました。
・Apricorn VEL-SOLO-X2 Extreme Performance SSD Upgrade Kit for Desktop PCs and
・Crucial m4 SSD 512GB SATA 6Gbps MLCモデル [CT512M4SSD2]
そしてMacPro購入時に導入した1TB HDD Hitachi HDT721010SLA360をリプレースして、新たにSeagate Barracuda 3TB Serial ATA [ST3000DM001]を2台導入しました。
・SANWA SUPPLY シリアルATA電源ケーブル 0.17m TK-PWSATA
・アイネックス 二股電源ケーブル SATA→大4P 15cm (ブラック) S2-1501B-BK
ちょっとめんどくさい方法ですね^^;
当初は単純にアイネックス シリアルATA用電源延長ケーブル 下L型コネクタ WA-047SAL
で電源を確保しようとしたのですが、MacPro側のコネクタにケーブルのコネクタが入らないのです(コネクタのラッチが両側にあって入らない)。片側ラッチのタイプの電源コネクタではないと、ダメなんですね。。そのため、このような複雑なケーブルの組み合わせになってしまいました。
→あとで探してみたところ、バリューウェーブ社製のPCS-31なら1本で電源ケーブルはOKですね。
Velocity Solo X2とSSD、そしてBarracuda 3TB HDD
パーツとして用意したものは・Apricorn VEL-SOLO-X2 Extreme Performance SSD Upgrade Kit for Desktop PCs and
・Crucial m4 SSD 512GB SATA 6Gbps MLCモデル [CT512M4SSD2]
そしてMacPro購入時に導入した1TB HDD Hitachi HDT721010SLA360をリプレースして、新たにSeagate Barracuda 3TB Serial ATA [ST3000DM001]を2台導入しました。
Velocity Solo X2とSSDを装着し、下から2番目の拡張スロットルへ挿入し終了。せっかくなのでスノーレパードからMacOS X Mountain Lionをクリーンインストール。
しかし、なぜかこの状態でOSがインストールができません!そこでSSDを一旦外してHDDベイへ接続しインストーラーを立ち上げると、OSのインストールが無事に完了。電源を落としてSSDをVelocity Solo X2につなげて復帰。
さらに、Velocity Solo X2にはもうひとつ6GB/sで接続できるコネクタがあるので、そこにBarracuda 3TBを一台接続することにしました。しかし、Velocity Solo X2には電源供給用のコネクタがありませんので、どこからか引っ張ってこないといけません。そこでDVDベイにあるSATA用のコネクタを応用することにしました。
DVDベイに3TB HDDを設置
Velocity Solo X2からDVDベイまで距離があるので、少し工夫が必要です。用意したものは下記のパーツ。
・アイネックス 電源延長ケーブル WA-048A・SANWA SUPPLY シリアルATA電源ケーブル 0.17m TK-PWSATA
・アイネックス 二股電源ケーブル SATA→大4P 15cm (ブラック) S2-1501B-BK
DVDベイには2つのSATAケーブルがあるので、使用していない1つから電源を分岐しました。このコネクタは、電源ケーブルとデータ通信用のコネクタが連結してあるタイプです。データ通信用は使用しないので、欲しいのは電源だけ。ここからS2-1501B-BKを使用して、SATA電源を一度4ピンタイプに変換後、WA-048Aで延長。これをTK-PWSATAで4ピンタイプからSATA電源コネクタに戻してあげて、HDDへ接続します。
当初は単純にアイネックス シリアルATA用電源延長ケーブル 下L型コネクタ WA-047SAL
で電源を確保しようとしたのですが、MacPro側のコネクタにケーブルのコネクタが入らないのです(コネクタのラッチが両側にあって入らない)。片側ラッチのタイプの電源コネクタではないと、ダメなんですね。。そのため、このような複雑なケーブルの組み合わせになってしまいました。
→あとで探してみたところ、バリューウェーブ社製のPCS-31なら1本で電源ケーブルはOKですね。
SATAケーブルはファンの後ろ側にまわしてDVDベイまで持って行きました。
そしてTRIM Enablerをインストール後、ONにして再起動。
どのくらい早くなるのか?
それでは実際のスピード計測です。使用したのはBlackmagic Disk Speed Test。
m4 SSD 512GBのREADが500MB/sオーバーを記録。WRITEも233MB/s。
VEL-SOLO-X2の2ndコネクタに接続したBarracuda 3TB。
MacProのHDDベイに接続したBarracuda 3TB。VEL-SOLO-X2に接続した方が高速です。
MacPro購入時に導入した1TB HDD Hitachi HDT721010SLA360。
やはり1TBプラッタを使用しているBarracuda 3TBは早いですね〜。
全体的な効果
・Mac起動の高速化
・ソフトウェアの起動の高速化
・ネット関係の高速化(WEBブラウジングやmailのダウンロード等も含め全般)
・Time Machineのバックアップの高速化
など、恩恵を受けることが沢山あります。
気になる現象が時々発生
・起動時にm4 SSD 512GBを認識せず、グレー画面のままで起動しない。スタート時にoption keyを押して起動ディスクを選択すると、起動できる。
対策:一度、SSDをカードから外してMacProのHDDベイに刺して起動。起動ディスクをSSDに選択して、電源を落とし、カードに刺してから起動すればOK。
・m4 SSD 512GBから音がする
→時々、スプリングが跳ねたような?音がします。これは何でしょうか?
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