SeeStarにはSkyAtlas(星図モード)機能があり、目標天体の導入時に利用できますが、決して優れたインターフェースとは言えず、全体的に使いにくい印象を受けました。また、発見されたばかりの彗星や小惑星などの小天体情報がいつ更新されるのかは明らかではありません。マイナーな天体もほとんど収録されておらず、それらをSkyAtlas上で探すのは容易ではありません。
一方、SkySafari 8 Proは大規模な天体データベースを備えており、追加ダウンロードデータの「Gaia Star Database」(約1.64GB)をインストールすると、GaiaおよびHipparcos由来の恒星を1億個以上参照できるようになります。また、小惑星や彗星の軌道データもユーザーが更新できるため、新たに発見された小天体への対応という点でも非常に有利です。
今回、スマートフォンやタブレット(Macでも動作)向けのプラネタリウムソフトウェア「SkySafari 8 Pro」が、正式にSeeStarに対応しましたので、その接続方法をご紹介します。
使い方ですが、
1)同じスマホ・タブレットにSeeStarアプリとSkySafari 8 Proをインストールします。
2)SeeStarを起動し、そしてSeeStarアプリを起ち上げてWifiで接続します。
3)SkySafari 8 Proを起ち上げます。
4)SkySafari 8 Proの設定 → 天体望遠鏡のプリセット → 「+デバイスの追加」をタップ
5)「接続タイプ」を選択から 「ZWO Seestar Mount」をタップ
6)「デバイスのネットワークスキャン」をタップ。
7)無事に接続すると、下のようにプリセットとして表示されます。
*「望遠鏡アイコン」が表示されていない場合は、メニュー → 設定 → 外観と動作の中から「ツールバーの設定」をタップして、「望遠鏡」を「常に表示」になるように表示リストの上位にドラッグさせて移動する。
**SkySafari 8 ProではないSkySafari 8 Basicだと望遠鏡のコントロールができません。SkySafari 8 Plus は所有していないため、制御できるかどうか判りません。
まだ実際の星空では試していませんが、少なくとも SkySafari 8 Pro からの導入( GoTo) 操作で SeeStar は動作しています。SkyAtlas 上でも、SeeStar の指向方向が SkySafari 8 Pro で GoTo した位置へ正しく移動していることを確認しました。Goto後は、SeeStarで星と星図のマッチング(Plate Solving)が行われるはずです。
実際には、まず SeeStar アプリの SkyAtlas で任意の恒星や天体を導入し、Plate Solving を完了させます。続いて SkySafari 8 Pro に切り替え、画面下部のツールバーにある「同期(Sync)」をタップすると、現在 SeeStar が捉えている星空(視野・写野)と SkySafari 8 Pro 上の望遠鏡位置が同期されます。これにより、SkySafari 8 Pro の豊富な天体データベースを利用して、目的の天体を検索・導入できるようになります。




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