2023年12月9日 ハレー彗星が遠地点を通過
2023年12月9日に有名なハレー彗星(1P/Halley)が遠日点、つまり太陽から最も離れた地点を通過したそうです。この後、再び太陽に向けて折返し、38年後の2061年7月に太陽に最接近します。
現在日本から見たハレー彗星の位置です。こいぬ座プロキオンの東側、うみへび座にあります。
実視等級は34.9等級なので、当然検出すらできません。
現在のハレー彗星の位置は海王星の軌道の外側あたりにいるようです。
当時の日本の眼視観測レポートの代表者(レコーダー)が、天文同好会「星の広場」を結成された加茂昭さんでした。当時、中学生だった私は日本最年少の登録観測者だったらしいです。
資料見てたら「星の日本記録」が出てきました。当時、日本天文記録認定委員会というのがあって、回帰したハレー彗星を口径13cmクラスで検出したのは日本で2番目だったと認定されました。ついでに肉眼で金星の形を目撃したことも認定されました。子供の頃は視力が良かったんだなぁ。。。
コメント