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ASIAIRで焦点距離がわからないレンズのPlate Solving方法

改めて凄いぞASIAIRのPlate Solving

ASIAIRに搭載されているPlate Solving機能は、非常に高速(ほぼ瞬間)かつ精密・正確です。昔のように、2,3点でアライメントを取らなくても、適当に夜空に望遠鏡を向けて、Plate Solvingボタンをポチっと押せば、鏡筒がどこを向いているのか計算してくれます。

 さらにPlateSolving機能を応用し、全天どこに望遠鏡を向けても極軸合わがでできてしまうPolar alignまで可能になっています。もう、この機能が無いと生きていけない(お袈裟)位、頼っちゃっているのですが、 PlateSolving機能を実行するためには、鏡筒(カメラレンズ)の正確な焦点距離をASIAIRアプリに入力しなければなりません。

これがズームレンズの中途半端な焦点距離だったり、特殊なレンズで焦点距離がよくわからず、正確な焦点距離の数値を入力できなかった場合(つまり正確な写野の画角がわからない場合)、いつまで経ってもPlate Solvingが終わりません(5秒以上経っても終わらない場合は諦めましょう)。


そういう場合はどうしたら良いのでしょうか?

実は簡単。焦点距離の欄に「0」を入力すればOK。

あとはPreviewモードで1〜2秒程度の短時間露光を行い、Plate Solvingを行えば、焦点距離を自動で計算してくれます。

これは本当に凄いです。みなさんもぜひやってみてくださいね。


Main Scope FLに0を入力します。


Plate Solvingを実行すれば、焦点距離を計算して入力してくれますよ。



コメント

渚みかん さんの投稿…
焦点距離入力してあっても、プレートソルブ時に自動修正するんですよね。
全く分からない時にも勝手に判断してくれるのはすごいです。
画角回転も自動なら…
天文楽者RYO さんの投稿…
RASA8で400mmと入力しても398mmとかになったりしますよね。

それから、ASIAIR の製図ソフトはちょっと使いづらいので、SkySafari Pro (しかもバージョンは6)との組み合わせがベストマッチです。