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堂平山遠征

台風19号の被害によって寸断されていた堂平山への道

撮影してから随分時間が経過してしまいましたが、11月末に堂平山で撮影した天体画像を幾つか掲載します。

実は台風19号による被害が堂平山界隈でも発生し、白石峠や定峰峠などの天文台へのルートが寸断され、一時はアクセス不能の状況に陥っていましたが、多くの方のご尽力によって早期に復旧しました。



撮影データは共通です。
鏡筒:TSA-120(35フラットナー使用)
赤道儀:EM-100 MTs-3SDI+
カメラ:ZWO ASI294MC pro(-20℃)
フィルター:サイトロン Quad BP Filter
露出:M42は30秒、他は180秒をステライメージで5枚スタック




オリオン座大星雲:M42
距離 1,300光年

QBPフィルターを使用すると色の調節が難しくて、中々イメージ通りの色にするのが大変です。



オリオン座 馬頭星雲とNGC 2024
距離 1,500 光年

もう少し露出が欲しいところでしょうか。。



いっかくじゅう座 バラ星雲 NGC2237、2238、2239、及び 2246
距離 5,500 光年

撮影倍率を間違えました(^^ 視直径 80'x60'もあり、月の視直径の約2〜2.5倍もある巨大な散光星雲です。レデューサーを使用しないと全体像が収まりませんが、これはこれで暗黒星雲の微細な構造が見えて面白いかもしれませんね。

実はこれを撮影している最中に、目の前をライトを点けた車が何台も通過しているのですが、全く影響を受けませんでした。延長フードとQBPフィルターの効果でしょうか。



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