堂平山天文台遠征 2019/5/4
今回の遠征の前に色々準備はしてきましたが、天体写真、正直手強いです。ムズイ。
でも、でもですよ。これだけ短時間に星雲を撮影した経験はこれまで無くて(何しろ天文自体、20年以上のブランクがありまして、当時は星図を頼りして導入、手動ガイド、フィルムカメラの時代でした)。。最新の技術を使うと簡単に暗い天体を次から次へと簡単に導入できる事に改めて感動。簡単に手順を説明しますと、
まず適当に向けた星夜を5秒ぐらい撮影してAisAirでPlate Solving
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iPhone アプリで2〜3秒で解析
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Sync Mount
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SkySafariに切り替える
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画面には今望遠鏡が向いている方向が記されている
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好きな天体をタッチしてGo To!
EM-100 + MTS-3SDI+の700倍速で導入された視野には、ほぼ真ん中に見たい天体が入っている!!なんて楽な時代になったのでしょう。
簡単に天体が導入できるようになりましたが、今度は天体撮影のセッティングがうまく行きません。撮影後の仕上げの仕方も良くわからず試行錯誤の連続で、まだまだ一般的な天体写真撮影の手順を踏むには至っておりません。これまで、このブログでは機材ばかり紹介していました。超超超ヘタクソな写真ではございますが、今後の成長を暖かく見守っていただけたら幸いです。
<撮影データ>
下の写真は、カラー冷却カメラ一発撮りのみです。
- タカハシ TSA-120 + 35フラットナー + エクステンダーED1.5x
- 口径:120mm /焦点距離:1320mm/ F11
- ZWO ASI ASI294MC Pro (−20℃冷却)
- 露出時間 180-300 sec
- サイトロンQuad BPフィルター
- EM-100 + MTS-3SDI+ + AISAir + ASI120MM Mini でガイド撮影
- ステライメージ6で現像、Affinity Photoで最終調整、解像度変更
- トリミング無し
- ダーク・フラット補正無し
- いて座の散光星雲:干潟星雲 M8
- 地球からの距離5200光年
- 露出時間 180sec
- 拡大しすぎてますね。エクステンダーED1.5xは不要でした。
- 同じくいて座にある散光星雲:三裂星雲 M20
- 地球からの距離は5,200光年
- 露出時間300 sec
- Quad BPフィルターの為、青色の星雲がさっぱり。
- こと座の惑星状星雲 M57
- 地球からの距離は約2,300光年
- 露出時間180sec
- とにかく明るく、簡単に露出オーバーになってしまいます。
- 焦点距離が足りていませんね。
- かみのけ座の渦巻銀河 NGC 4565
- 地球からの距離:約3000万から5000万光年。すなわち、それだけ過去の光を見ていることになります。
- 比較的大きい銀河ですが、これも焦点距離が足りていないです。
- 露出時間300sec
- こぎつね座にある惑星状星雲で、亜鈴状星雲 M27です。
- 地球からの距離は約1235光年
- 上記天体は初めて見るものばかりでしたが、M27がとてつもなく大きく明るく驚きました。
- センターになってないのは、右下に見える光束状の熱ノイズを避けるためです。しかし、同じ露出時間でもノイズが出たり出なかったり。。。。
コメント
estive em saitama em dezembro de 2019, o seu estava deslumbrante.
espero ler neste blog mais aventuras astronomicas.
abracos do brasil
Acho que você teve uma boa experiência durante sua estada na prefeitura de Saitama.
O Brasil fica do outro lado do globo da prefeitura de Saitama, mas esperamos seu apoio contínuo.