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ZWO ASi airのケースを換装してみた


ZWO ASi airの中身は、ご存知の通りRaspberry Piなのですが、コストカット?の為にRaspberry Pi Official Caseが使われています(この機能でこの価格は十分お安いです)。



Raspberry Pi Official Case

このケースはとっても軽くて望遠鏡の何処にでも置けるのですが、ZWOオフィシャル的には付属品のマジックテープ©(ベルクロ©)で望遠鏡に止める方法が推奨(!?)されていますが、、、、(マジックテープ、ベルクロは商標なのだそうで。日本語で表記すると面ファスナー、英語ではHook-and-loop fastenerというらしい。。



買ったばかりのTSA君にマジックテープをペタリだなんて絶対無理だ――――!!!




ということで、ケースを換装してアルカスイス経由で望遠鏡に装着するという、

ただただ重量が増えてひょっとしたら保証も無くなるけど(いや、そこまでの改造ではないので大丈夫かと。多分。!?)、見た目がチョコットだけシステマチックな装置に見えるだけ自己満改造を行ってみました。
 

プレートにマウントできるようなラズパイケースってそんなに無くって、色々探してたら
I-O DATA Raspberry Pi オプション Raspberry 2/3 専用ケース/UD-RPCASE1ってのがVESAマウント(TV等を取り付けるための規格)に取り付けられる穴が空いていて良さそう。しかも安い。


残念ながらASi airのバラシ写真は無いのですが、ケースをバラバラにすることは簡単です。中身の基盤をごっそり入れ替えた後、アルカスイスプレートに取り付けて本体改造は終了。あとは、アルカスイスアリミゾを
K-ASTEC SP30-152サイドプレートに取り付けてここにマウント。




(ケーブルがグチャグチャしておりますが)
おぉ、なんかかっこえぇ。。。
もちろん、microSDカードの取り出しもOKです。



今は高価なK-ASTEC製DP38-110アルカスイスプレートを使っていますが、もっと安いプレートを見つけたので、そちらに変更予定です。


そうそう、鏡筒側の重量を増やさないために、カメラ用クランプを取り付けて、バランスウェイトシャフトに取り付けるという手もありますよ!

CAMVATE スーパー クランプ 

コメント

HIROPON さんの投稿…
おおっ、格好いいですね!
どことなくPrimaLuceLabのEAGLEシリーズを髣髴とさせます。

いわれてみれば標準的なラズパイですから、ケースの選択肢はある程度あるんですよね。元々のが望遠鏡システムにスマートに載せる方法がなかっただけに、この方向のカスタマイズ、流行るかもしれません(^^;
天文楽者RYO さんの投稿…
HIROPONさん コメントありがとうございます!
EAGLEシリーズをご存知とは流石です!

デジタル時代の天体望遠鏡は、いわゆるスパゲッティ症候群になっていて、いかにスマートにシステムを構築するのかがキーとなっています(多分w)
特に、暗黒の観測地で多数のケーブルが望遠鏡から出ているのは大変危険ですし、何らかのミスや事故が発生する可能性が高いと思われます。

せっかくコンパクトになったAS i Air、EAGLEシリーズ、SS-oneなどのコア部分をどのように望遠鏡システムに搭載するのかが今の課題ではないでしょうか。
#ちなみに、全部内蔵してしまう方向は、自分は好きではないですw

ラズパイケースは色々出ていますので、面白そうなものがあったら是非試してみてくださいね。