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なんと3台のRASA8が小海に集結!! そしてポンス・ブルックス彗星(12P)のYouTubeライブ配信!!

 

なんとセレストロンのRASA8が3台も集結しました!
(築地天文部員さん提供)

左から私、センターが築地天文部員さん、そして右がテレスコ工作工房の斎藤さんのRASA8


周期彗星ポンス・ブルックス彗星(12P/Pons-Brooks)が70年ぶりに近日点を通過しようとしています。中々撮影できずにいましたが、ようやくその雄大な姿を捉えることができ、さらに同時にYouTubeで配信を行いました。

東京の空はスギ花粉やPM2.5の影響で真っ白でしたが、標高1,000mを超え、いつもの観測地の長野県小海町までくると、まずまずの空となりました。

今回の機材はRASA8とSONYのZV-E1です。前者は彗星を狙い、後者は環境カメラです。両者のライブ映像をスイッチャーで切り替え、YouTubeに配信します。RASA8は鏡像画像なので、ハードウェアでリアルタイム反転画像処理を行っています。

今回の中継機材一式です。

セッティングが完了した頃に、いつもの星仲間の築地天文部員さん(@ycityriver)さんが到着。築地天文部員さんの機材もRASA8です。機材のセッティングの様子を見ていると、なにやら黒い箱が!



JMI のTelescope Carrying Caseです!WEBカタログでは見たことがありますが、いかにもアメリカ製のゴツいケースです!これは丈夫そう。


さらに今日はもう一台RASA8がやってきます。いつもお世話になっているテレスコ工作工房の斎藤さんです。斎藤さんはRASA8に自動改造したPENTAX のMS-4赤道儀を引き連れてやってきました。3台同時にRASA8が揃ったのは結構レアではないでしょうか?その様子が冒頭の写真です。


日が暮れると木星、シリウスが見えてくるようになります。今回の機材は赤道儀に搭載しているため、いかに早く極軸を合わせるかが勝負です。双眼鏡で北極星を探し出し、ようやく極軸望遠鏡で捕まえることができました。それから適当な視野を撮影し、ASIAIRのPlate Solvingで望遠鏡が向いている方向を検出し、SkySafari へ情報を手渡します。それから彗星が見える方向にGoToコマンドを送り、撮影を開始すると・・・・

おぉ!一発で視野に入りました!



夜がふけるに従い、尾がはっきりと見えるようになってきました。
ライブ配信では、かなりの高画質でお届けできたのではないでしょうか。


こちらがYouTubeのライブ配信映像です。たくさんのコメントを頂き、本当に楽しかったです。ありがとうございました。

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