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八ヶ岳星と自然のフェスタ2023(小海星フェス)へ参加してきました


 今年も長野県小海町ガトーキングダム小海ホテルで開催された「八ヶ岳星と自然のフェスタ2023(通称:小海星フェス)」にボランティアとして参加してきました。

第一日目

 色々わけあって、開催日が10月27日金曜〜29日日曜午前9時まで、実質メインは28日土曜日だけとなりました。私は27日お昼からボランティアとして入る予定だったのですが、その前の水曜に接種したインフルエンザワクチンの副反応が非常に強く出たため、出発の準備をするはずだった木曜日は全くこなすことができず、仕方がなく27日の出発当日に行う羽目に、、、

 結局、現地に到着したのは27日午後となってしまいました(ボランティア仲間で行うはずだったテーブルの準備ができずスミマセン)。上の写真はメイン会場のエーデルワイスというスキーのレストハウスの様子で、まだ出店業者さんは準備中なので閑散としています。

 今年の開催エリアは、今まで行っていたガトーキングダムの駐車場と、ホテルエリアから30m以上標高差があるリフト乗り場前のエーデルワイスで開催することになったのですが、結局、変な時間に2枠も入れてしまったボランティアの受付業務や後述する講演会のため、エーデルワイスへ行ったのはこの時だけになってしまいました。。。

 その夜は近赤外線電視観望と新しく開発したリアルタイム電視観望システム「GOZENSAMA」(近日詳細を公開します)のデモをホテル横の会場で行おうとしましたが、生憎の天気のため開催できず。。また、ちょっとしたトラブル対応のため、そのまま終了となってしまいました(Kさん、お疲れ様でした)。

二日目

 二日目はボランティアの受付業務が2本、変則的な時間帯に入れてしまったため、エーデルワイスに行く余裕もなく、ホテル周辺でのアクティビティとなってしまいました。受付では去年お世話になったギルモアさんやクロクマさん、そして今回のボランティアの総括を務められた天文リフレクション山口編集長さんが、遠く福岡から駆けつけてこられ、共に業務をこなしていました。
 受付にいると、参加者さんは必ず通過するので色々な方とお話ができます。今回は初めてリアルでお会いする方がとても多かったのですが、その後皆さんは下の会場のエーデルワイスへ行ってしまったため、続きのお話ができなかったのが非常に残念でした。

 ホテル横の駐車場をぶらぶらしていると、聞き慣れた声が!そう、遠く四国からこられた天文音楽(!?)で有名なシベットさんがフリーマーケットエリアにいらっしゃいました。実は数年前から小海星フェス会場で姿や美声をキャッチしていたのですが、なかなかご挨拶ができずにいたのです!。名刺交換を行ったのですが、私のネームホルダーにシベットさんから頂いた名刺をいれた事をすっかり忘れてこの始末(笑)



 さてあっという間にお昼になりました。今回、キッチンカーの出店がわずか1台だったのですが、その1台が私が大好きなタイ料理のナパさん。ほんと、美味しいんですよ!私は密かに追っかけしていて、佐久・小諸地域に旅行に来た時は必ず立ち寄るほどです。




 さて、既報の様に、今年も講演会講師をさせていただくことになりました。本年は有料講演となったため、お客さんの皆さんに満足していただけるように自費印刷の近赤外線電視観望ナビをプレゼントすることにしました。

 講演会「近赤外線で見る新しい星空の世界」




全12ページのオールカラーです!

 更に、サイトロンジャパン シュミットの店長さん、そしてWさんに講演とタイアップしませんかと持ちかけた所、なんと
IR 640 PROフィルター(アメリカンサイズ)が店頭価格よりさらに値引きになるクーポンのご提案を頂きました!
 この価格は非常に魅力的なもので、高いフィルターの購入に迷っている方には絶好の機会だったのではないかと思っています。このタイアップに電視観望で有名なSamsさんも乗っていただき、Samさんの講演でもクーポン割引が適用されたそうです。

 さて本番の講演ですが、今回、さらに特別な演出を行うためにサウンドマシーンでBGMやらジングルを流して会場を盛り上げました。事前の音響設定では、ガトーキングダムの支配人の方にお世話になりました。有難うございました。

 今回用意したスライドはなんと100枚超え!でもリズミカルにテンポよく回していったので、時間制限の50分以内に収めることができました。なお、喋った事の殆どは、ナビに書いてありますので、聞き取れなかった、聞き逃した所は本書を読んで頂ければと思います。特にCMOS一覧は気合入って作っています!
※もしご質問がございましたらコメント欄に記入して下さいね。

 ただ今回の講演時刻は最終コマの午後6時からだったため、食事や野外での電視観望デモの開催時刻などの関係から、想定した参加者人数より若干少なかったのがちょっと残念ですが、それでも34名の方に参加していただきました。ありがとうございます!

 ところで用意したナビブックの在庫が余っています。。どうしましょう。。来年の講演会用?開催するのかな??。関東近郊での出張講演でも行いましょうか!?

 そうそう、Samさんとは今度電視観望関係でコラボして講演しましょうとお話ししました。Samさんは電視観望の基本編、そして私は近赤外線の応用編。いつか実現するといいですね。
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 ホテルで食事を済ませて外にでてみるとまずまずの天気でした。ただあまりにも明るい満月の夜だったため、GOZENSAMA での電視観望はできないと判断。急遽、RASA8を使って近赤外線電視観望に切り替えました。
 
皆様にお見せしたかったReal-Time astronomy video (EAA).リアルタイム電視観望システム「GOZENSAMA」のデモ画面です
 

 RASA8は珍しい鏡筒なのでしょうか。設置をしていると沢山の方が見に来られました。どうもシュミカセと思われる方が多数いらっしゃり、これはRASAなんですよ〜と伝えると、おぉ〜!と驚かれる事が多かったです。

 天候のほうはあまり良くなく、雲がだんだん湧いてくる状況でしたが、なんとかアンドロメダ銀河M31やオリオン座大星雲を近赤外線で映し出し、皆様にお見せすることができました。ただ、FM軽井沢のパソナリティの堀さん、西村さん(初日)も来場されていたのですが、タイミングが合わず、アンドロメダ銀河をお見せできなかったのが残念でしたー、、、

 多数のお客さんにお見せするのは初めてだったRASA8システム。接触防止用にダイソーで買ったサイリウムを各所につけています。このサイリウム、非常に点灯時間が長く、2日間以上も点灯していたんですよ。下の写真は24時間以上経過していても光っていたサイリウムです。

本来は近赤外線ではショボイM42ですが、、、、


 
 夜も12時近くになり流石にお客さんがいなくなったので、かんたろうさんと話ながら撤収し始めていると、パチパチという音が!どうやら雹か霰のような物が降ってきました。速攻で撤収してなんとか機材を濡らすこと無く片付けられました。
 

3日目

 最終日は特に何もなかったので、ホテルをチェックアウトして帰路に付きました。そうそう、最後にエーデルワイスへ会場確認に行った時、はじめてM-neoさんとお話ができました!
 
 道中では、XRAYさんとツツさんとXのスペースで会話をしながら、渋滞もわずかしかなく、安全に帰宅できました。

戦利品

 今回狙っていたのはサイトロンジャパンから発売になるSJ-M経緯台です(リンクはアマゾンです)。発売前の大値引きで購入することができました!詳しくは近日公開しますね。ちなみに色はシルバーを選びました。

 それからブラックパンダさんに声をかけられて思わず買ってしまったナゾのアメリカンサイズレデューサーです。ブラックパンダさん曰く、同タイプのレデューサーと比べると非常に良いとのこと。さて、何に使いましょうか?


 さて今年の小海星フェスは、あまり会場を回ることができなかったため、内容が薄い記事となってしまいました。来年の開催はまだ未定だそうですが、ぜひ何らかの形で継続開催をしていただければと、ボランティア一同思っております。

 最後になりますが、主催のガトーキングダム小海ホテルのスタッフの皆さま、テレスコ工作工房の斉藤さん、小海町の皆様、ボランティアの皆様、お疲れ様でした。そして多くの参加者の皆様、ご参加いただきありがとうございました。今年は中々スケジュールやコンテンツが決まらず、また少ない人数で業務をこなしていたため行き届かなかったことが多数あったと思いますが、これに懲りずにもし来年も開催された場合は、ぜひお越しください。

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