K-ASTEC クラッチ付EAF取付アダプターをタカハシTSA-120に取り付けました (ZWO EAF adapter with clutch for TAKAHASHI telescope )
EAFをつけると 眼視観測←→写真撮影の切り替えが難しい
Are you having trouble you can't turn focus knob manually moving the focuser with ZWO EAF? 写真撮影の際にとっても便利なモーターフォーカサーのEAF。ASIAIRを併用すると、オートフォーカスが出来たり、バーティノフマスクが不要になる等、様々なメリットが有るので、すべての手持ちの鏡筒に取り付けています。ところがEAFを取り付けるとフォーカサーが非常に重くなる(もしくは、動かない!)為、手動でフォーカスを合わせることが出来なくなります。
EAFを動作させるためには電源が必要ですし、アイピースを取り付けて眼視観測をする場合は、やはり「手でフォーカスノブを回して合わせる」のが現実的です(アイピースを覗きながらスマートフォン画面のEAFスイッチを押すのは至難の技です。。。)
2021年頃に、モータードライブのクラッチ装置のようなモノが出たらいいのになーとTwitterで呟いていたのですが、
昔のモードラのように、クラッチがあれば手動←→電動の切り替えができそうですね。
— 天文楽者のRYOさん🔭 🌟 (@HDV_blog) December 2, 2021
タイミングベルトでEAFを接続した場合は、簡単な解除機能が作れそうです。
なんとK-ASTECさんからタカハシ用のクラッチ付きEAFアダプターが販売されるというビッグニュースが!!
しかもモーターの取り付けが鏡筒軸上になるため、出っ張りがなくなり、バッグへの鏡筒の収納が非常に楽になるメリットもあります。
タカハシTSA-120鏡筒に取り付けた標準仕様のEAF取付ブラケット。モーターが鏡筒軸上から大きくはみ出ている。
専用の取付ブラケットを使用すると、このように鏡筒軸上にモーターが配置されるので、横の出っ張りがなくなります。
取り付け方はそれほど難しくはありませんが、微妙な調整が必要です。
因みに、普段触らない場所ですが、ラック・アンド・ピニオンの固さ・スムース感はこの2個のネジの締め付けトルクで決まっています。ほんの僅かなタッチでラック・アンド・ピニオンのフィーリングが変わります。トライアンドエラーで調整しましょう。
折角ドローチューブ減速微動装置 MEF-3 がついていたので、やっぱりつけたくなりますwちょっと加工するだけで、かんたんに取り付けられますよ〜!
これで最近疎かになってしまったTSA-120での眼視観測が捗るはず!?
このクラッチ付EAF取付アダプターの取り付け方動画を作成しました。よろしかったら御覧ください!(チャネル登録もぜひお願します!) 2023/5/1 21:00 公開
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