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速報! C/2022 E3 ZTF彗星

明るくなったZTF彗星を撮影してきました



 12月末から忙しくて殆ど天体写真を撮れていなかったのですが、なんとか時間を調整してZTF彗星(C/2022 E3)を撮影してきました。いつもはソロで遠征しているのですが、今回はTwitter仲間のXRAYさんツツ@BRM114日本橋200(DNS)さんとご一緒に山梨県は大月界隈の定点ポイントにお誘いして撮影&観望会を開催しました。
ZTF彗星は昨年末に撮影しているのですが、その時と比べると非常に明るく大きくなり双眼鏡でも余裕でその存在がわかります。また地球に接近しているため、移動量も大きく短時間露出がキモになります。

撮影データ

セレストロンRASA8 +ASI2400 MC PRO(APS-Cモード)1分露出x2枚ライブスタック

※1分露出を200コマ撮影しているので、タイムラプス動画も作成中です。

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気温は朝方にはマイナス9度にも達する過酷な環境でしたが、空気の透明度が高く北天方向は光害の影響が殆ど無い山梨/大槻界隈なので、淡いイオンテールの彗星撮影にはもってこいの場所です。

途中、当地にお二人の方が撮影に来られ、その中でお一人の方にご挨拶を頂きましたが、ひょっとしたら、SWATの方だったのかもしれません。

それにしても私の防寒対策は貧弱で、足元はスノーブーツを履いているにも関わらず、とても耐えきれません。皆さんの防寒グッズを参考に、色々揃えていきたいと思います。


撮影風景

RASA8はいつもフードを取り付けて撮影しているのですが、どうも変なカブリが生じてしまいます。特に今回はAPS-Cサイズで撮影しているためその影響は顕著でした。速報を出すために普段フラットを撮らないで撮影しているので中々補正は難しいのですが、今回初めてフードを外して撮影したところかなり改善されました。

フードを装着していると冷却CMOSカメラから放出される温かい空気が補正板を温め、結露がしにくいのですが、今回は霜が若干付着するなどの影響がでましたので以前購入した補正板ヒーターをONにしないとだめでしょうね。ただヒーターは消費電力が非常に大きいので、バッテリー運用では躊躇していまいます。。。


さて、撮影終了後、帰りは皆で中央道談合坂サービスエリア上りのレストランで「朝の背脂」を完食。そこで解散となりました。いつもソロで撮影していますが、皆でワイワイしながら撮影するのも、これも楽しいですね。また機会がありましたら集まりましょう!


ZTF彗星は、北極星付近に位置しており周極星として一晩中みれますがこれから満月になってしまうので、しばらくお預けですね。

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