八ヶ岳星と自然のフェスタinこうみ2022(小海星フェス)にボランティアで参加しました
2022年11月11日〜13日に長野県小海町で開催された八ヶ岳星と自然のフェスタinこうみ(通称:小海星フェス)にボランティアそして講師として参加してきました。イベント自体は2019, 2021年に続いて3回目ですが、関係者としは初めてとなります。
<このページに記録をアップデートしていきますので、時々の覗きに来てください>
11日金曜日
まずはテント張りから。このタイプのテントを組み立てるのは実は初めてで、当初は四苦八苦w もう腕が上がりませんww
その晩は古スコ懇親会 Back to 80'sへ参加。
ああぁ、、あまりにも楽しくて展示した望遠鏡の写真を撮るのを忘れてしまった・・・私はP-2 K-ASTEC GOTOとMAMIYA APO SEKOR Z 500 F6を展示。すると、同じ会場に、全く同じP-2改造機が!自機以外で実物を見るのは初めてです!
開場では食事を美味しくいただきました。
2時間以上の楽しい会が終了後、青森からご参加のMasa'sAstroPhotographyさんを始め、ツイッターのフォロワーの皆さんが滞在している隣接キャンプ場へ。いや〜みなさん、いつも画面の向こうやツイッターでしか交流が無かったにもかかわらず、大昔からの親友のように話が弾む弾む。
その後、明日の講習会で使用するネタを撮影しに、メイン会場へ。たくさんの方が大型望遠鏡で観望しているさなか、近赤外線で月光下で天の川を撮影し、ホテルへ戻ってスライドの追加作業を行いました。
メイン会場から明るい月光下、近赤外線で撮影した天の川です。12日土曜日
いよいよ今日から本番です。9時過ぎぐらいにボランティアの集合ポイントで軽く打ち合わせをし、企業展示の受付等を実施。朝から非常に多くの客さんがご来場されていました。
メイン会場の様子(夕方)。この日も多くのツイッターフォロワーさんと初めてお会いすることができました! 午後遅くの時間帯には抽選会の準備を行い、そして17:50から開催予定の『東京で天の川を撮る方法』講演会の最終準備のためにホテルへ戻りました。
『東京で天の川を撮る方法』の講演会
1ヶ月以上前から準備を勧めていたスライドは最終的に100枚近くにのぼりました。当初、ご来場者が少なかったらどうしよう・・・・・・・・・・と不安になりましたが、いざ開場してみると、満席に近いくらいのお客さんが入っていました!
しかも今回、小学生の時に教わった先生にもご来場頂いており、あの時から40年近い時を経て私が逆に先生達に講義をするという機会になりました。
講演内容ですが、いきなり近赤外線撮影方法を話しても意味が伝わらないと思ったので、光害がなぜ発生するのか?といった基本的なことから順に掘り下げていき、中盤からはガチな天文の方にも納得がいただけるようなコンテンツを設定。時には笑いを誘い、そして具体的かつ丁寧に解説しました。
なんとか時間内に講演が収まり(この内容ならば50分ではなく90分ほど必要かも)、そしてたくさんの質問をしていただきました。皆さんが講演内容にとっても関心を持っていることを実感するとともに、今回講演できてよかったなぁとつくづく思いました。改めてご来場いただき誠に感謝いたします。
その夜はメイン開場から緊急ライブ配信を行いました。
13日日曜日 最終日
今回の戦利品
ボランティア参加して感じたことを列挙
- 設置テントにはブース番号を記載した紙を貼っておく
- やはりテントの設営はつらい。業者さんに任せたほうがいいかも。
- リーダー一極集中は極力避け、中間リーダーを用意しておく。
- 中間リーダーは、有償スタッフとして専任させる。
- その中間リーダーは星好きではない人のほうがよい(自分が楽しむ時間がなくなる。星好きではない人に頼んだほうが、仕事に集中してもらえる)。
- マーケティング的に来場者の地域・年齢・性別情報を取得したほうがいい。たとえば、白地図を用意して、来場者にどこから来たのかをシールで貼ってもらう。
- フォトコンは物理的に写真を出力する方法ではなく、インスタグラムやツイッターでハッシュタグを利用して投稿してもらうスタイルの方が現状にあっている。
- (未確認事項)医療・救護体制を整えておく必要があると思いました。
(未確認事項)ボランティアスタッフ等への傷害保険の加入。テント設営等は怪我をする確率が非常に高く危険性を伴うため、主催者負担の傷害保険の加入は必要だと思いました。斎藤さんに確認しました。金曜日からイベント保険に加入されているそうです。ボランティアも当然対象。- (未確認事項)メイン会場へ度々車が乗り入れる事がありました。参加者が居たため、できれば誘導係を設定したほうが良いと思いました。また、入場許可証を発行して、万が一の時の運転者の責任の所在を確実化したほうが良いでしょう。
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