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『東京タワーと天の川』 星ナビ2022年11月号に掲載

ついに捉えた『東京タワーと本物の天の川』 

ついに成功しました!! そして、日本のメジャーな天文雑誌の「星ナビ」2022年11月号 星ナビギャラリーに掲載されました!

※著作権は撮影者が保持しています。お問い合わせはツイッターのDMで受け付けてます。 

I have been hoping to photograph the real Milky Way together with Tokyo Tower, the symbol of Greater Tokyo, for a long time. I finally succeeded! And it was featured in the November 2022 issue of "Hoshinavi", a major Japanese astronomy magazine, in the Hoshinavi Gallery!


星ナビを入手したのは発売日からだいぶだった10月9日。まさか掲載されているとは知らず、、、中身をみると・・・おぉ、なんと!!前途多難かつ実に6回ものチャレンジの末にようやく成功した「東京タワーと天の川」が掲載されていました!

この「東京タワーと天の川」の撮影。恐らく、史上初めての写真ではないでしょうか。

自称「近赤外線天体撮影マイスター Meister of NIR AstroPhotographer」のワタクシww・・・やはり東京とはいえ、八王子とか三鷹市で撮影した天の川では説得力が今ひとつ足りず、、、

そこで、以前から写したいと思っていたのが、

大東京のシンボル「東京タワー」と「本物の天の川」の夢の共演でした。

この夏、東京タワーでは、天の川をイルミネーションで表現したしたイベント「東京タワー 天の川イルミネーション」を開催していましたが、まさか本物の天の川と共演できるとは思ってもみないでしょう(笑)

通常、東京の都心では天の川は見えませんし、ましてや大東京の中心にある東京タワーと同時に天の川を撮影できるとは誰も思いませんよね。今回、私はその思いをついに、ついに、実現しました!




撮影データ
2022年8月19日午前0時21分 20秒露出を7枚撮影し、恒星基準でスタック。
左に東京タワー、センターには沈みゆく夏の天の川が写し出されています。大都会東京の光害下でも、星々からの光は地上の我々のもとに届いているのです。
ZWO ASI2400 MC PRO改
APS-C モード/Gain 200/-10℃
SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE (F3.4)
M5Stack controlled ASCOM Canon Lens Controller Mark II で絞りを調節
K-astec ASI2600/6200用ドロップインフィルター 
固定撮影(ZWO ASIAIRPlusのモバイル運用) 
東京都港区芝公園で撮影 

この撮影秘話は、ブログ記事に先行して11月に開催される『八ヶ岳星と自然のフェスタinこうみ』(通称:小海星フェス)の『東京で天の川を撮る方法』講座でご紹介する予定です。本講座では、未公開の大東京で撮影した天の川写真とともに、撮影テクニックをご紹介します。ご興味ある方はぜひご参加ください!

講座名:東京で天の川を撮る方法 ※無料講座(入場制限あり)

講師:天文楽者のRYO

講座時間:2022年11月12日17:50~18:40

ご注意: 講座の時刻が変更になる可能性があります。最新情報はイベントサイトでご確認ください。

東京でも天の川を撮れるのです!でもどうやって?

街中での天体撮影は明るい空のため真っ白に写ってしまい、天の川の撮影は到底できません。ところが近赤外線バンドパスフィルターを使って撮影すると、天の川の撮影ができるようになるのです。

今回の講演では、最新のフィルターと天体撮影用カメラを使って東京の街中から天の川を撮影する方法を、事例を踏まえてご紹介します。なお、天体用カメラでも撮影できないものがありますので、撮影機材の選択方法もレクチャーいたします。

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