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RASA8の最高性能を出す [M31 アンドロメダ銀河]

 いままで暗い空で撮影できなかったのです・・・

Celestron RASA8を購入して1年になりますが、実はまだ暗い空で撮影した事がありません。400mm F2の超明るい光学系では、ナローバンドを使用しないとわずか2分程度の露出で真っ白に飛んでしまいます。そう、本来RASA8が持っている最高性能を出したことが無かったのです!

今回、初めて暗い空のエリアで撮影ができましたので作品をご紹介いたします。しかし、画像処理(のテクニックが無いので)が追いつかず、なかなか捗りませんが、少しずつ完成作品をアップしていきます。


最初の目的地:野辺山へ向かうが、しかし・・・・

2021年10月3日。RASA8を持参して自宅より50km以上の遠征は初めてです。準備に時間がかかり出発は夜になってしまいました。当初、長野県南佐久郡野辺山高原へ向かうもこの時期ではあまり無い南からの風がふき、県境の清里〜野辺山界隈は丁度霧の中になっていました。


 そこから北上すること1時間、麦草峠までやってきましたが駐車場は明るく、さらに多くの登山客の皆さんの車があるため、望遠鏡を展開する事ができません。そして予想外に空が明るい!

やむを得ず長野県小海町のスキー場界隈まで戻ることにしました。


で、どのくらい暗い空かといいますと・・・余裕で天の川が見えます! 

この天の川の写真は好評を得まして、800以上のイイねを頂きました。ありがとうございます。

また初めてタイムラプスで撮影してみました。グーグルクロームでご覧いただくと高解像度で視聴できます。



作品その1 アンドロメダ銀河 M31


撮影データ:

・セレストロンRASA8シュミットアストログラフ(400mm F2.0)

30秒露出x45枚スタック (総露出時間 約 23分)

ASI294MC Pro Gain 260, 0℃

フォトショップで画像処理

こちらもツイッターで800以上のイイねを頂いております。ありがとうございます!星の色の調整が今ひとつですが、自分がイメージするアンドロメダ銀河を出せたと思います。

ちなみにスタックしただけの撮って出し・未調整画像はこちら。すごい情報量です。。。

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