ASIAIR Plus [第二回ライブデモンストレーション]
ASIAIR Plus実機を使ったASIAIR Plus StarGazing Live!を開催しました
Canon 300 F2.8 IS USM (x1.4テレコン)を使ったASIAIR Plusのインスタントデモンストレーションを開催しました。実際のライブスタックの様子、簡単な画像処理をライブでご提供しています。
新しく導入したPA機材はこちら
これまでの配信では音声のクオリティが低く、視聴者の皆様にはご迷惑をおかけしておりましたが、今回新しいPA機材を導入し音質の改善を目指しました。
しかし、前日までうまく調子が良かったのですが、ライブ配信開始直後、音声が全く出なくなってしまいました。L-8ミキサーのヘッドフォンでモニターしても全く聞こえません!配信はすでにスタートしてしまったので、仕方がなくYouTubeのチャットで対応していきます。この操作についてはもう経験を積んだので大分慣れてきました。
配信中に音が出ない原因を探っていきました。このL−8ミキサーは乾電池でも駆動できるのですが、どうやら古い電池を使っていたため、電圧が実用レベルではなかった為だと解りました。そこで急遽、USB電源ケーブルを接続したらようやく音声出力ができるようになり、一安心!
このZDM-1マイクを使ってみた感想ですが、低価格ながら音質や指向性が非常に良く、屋外での配信でも大変綺麗な音質を提供できたと思います。まだまだ調整が必用ですが、今後もこのシステムでできればと思います。
L-8デジタルミキサーは、サウンドパットでBGMやジングルなどの音を簡単にポン出しができるので、今後は工夫して単調にならない配信ができればと思っています。
電視観望システム
前回はRASA8を使用した本格的な配信を行いましたが、今回はほぼ同焦点の望遠レンズを使用したシステムで行いました。赤道儀等も含め非常にコンパクトで設置が楽なので、サクッと準備して配信するには最適なシステムです。
- TAKAHASHI P-2 GOTO (K-ASTEC)
- Canon 300 F2.8 IS USM (x1.4テレコン)
- ASIAIR Plus
- ZWO ASI294MC PRO
- 各種フィルター
※サンニッパのフードについているキャップはこちらで販売しています。
配信の様子。ちょっとテーブルが手狭なので次回はもう少し余裕がある机で行いたいです。
ライブ配信中に撮影し、インスタントに画像処理を行った天体
今回もメジャー天体ばかりですが、配信中に簡単に画像処理を行いました。この画像処理方法については、いつかライブ配信ができればと思っています。
M31アンドロメダ銀河
馬頭星雲(IC434)と燃える木
実際の配信
上記の様に、PAシステムの不具合により途中まで音声が出ておりません。目次をご覧いただき、クリックしますと対象の時間にジャンプしますのでご活用ください。
コメント
1回目、2回目とも興味深く拝見させていただきました。
(残念ながらライブでは見ておりませんが…)
私もASIAirを使った天体撮影を目指していますので、とても参考になりました。
まだ、このシリーズが続くことを期待して、2つのお願いをしてもよろしいでしょうか?
私は、まだ、導入Appを持っていないので、導入もASIAirのAppを使用してやってみたいと思うのですが、次回、導入もASIAirのAppで見せていただけるとありがたいです。
ASIAirの紹介だけでなく、撮影後の画像処理まで手順を見せていただいたのは本当にありがたかったです。
私が見落としているのだと思いますが、画像処理で使われている「緑の葉っぱ」のAppは何をお使いなのでしょうか?
私も使ってみたいので、ぜひ教えてください。
最後になりますが、新しい音響システムはとても素晴らしかったです。
もう少しマイクゲインを上げてもいいかなぁ?と感じました。
最後のBGMの方が大きくてびっくりしました。
では、次回も楽しみにお待ちしています。
ASIAir Plusは絶対に買いですね。
天体導入はSkySafari Proを使用していますが、ASIAIRアプリ単体でも可能です。次回はその機能も行ってみたいと思います。
画像処理ですが、ライブスタック撮影した画像を調整するには十分と考えています。実際には2つのアプリを使用しています。一つはGoogleのSnapseedでiOS, Android両方リリースされています。
iOS:
https://apps.apple.com/jp/app/snapseed/id439438619
Android:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.niksoftware.snapseed&hl=ja&gl=US
もう一つはAdobeのLightroomです。基本機能は無料でお使いいただけます。
音響システムについては、本当に大事だと痛感しました(^^;) 中々上手な音響のセッティングができずに、ご視聴されている皆様には大変お聞き苦しくなっていて申し訳なく思っております。ここも要修行ですね。
これからも何か面白い事ができればと色々アイデアを考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
タブレットはiPadをお使いと想像しました。
画像処理の元はスクリーンショットなのでしょうか?
Macだとそれで十分な解像度が得られるのでしょうかねぇ?
実は、カミさんのお古のiPad(とは言っても、バッテリー寿命で修理費用で新品になったもの)をもらう予定になっています。
そういうこともあって、操作やAppなど、とても参考になっています。
ただただ感謝です。
画面の解像度がiPad 10.2インチ(2020秋モデル2160x1620)のほうがiPhone 7(1334 x 750)より高解像度です。この画面キャプの目的は、Twitteへリアルタイムに公開する為です。
なお丁寧に作業を行えば、印刷にも耐えられるクオリティを出せると思います。
あと最大のメリットは、私が見ている画面の色と、多数のユーザーがいるiPhone/iPadの画面の色と合わせることができるからです。PCのモニターはとても種類が多く、色を合わせることが非常に困難で、自分がヨシとした色でも他のユーザーのモニターではあまり綺麗には表示されないことが多いのです。大多数の視聴者が持つiPhoneに合わせれば、ほぼ問題ないと思っています。