国立天文台三鷹キャンパスのすぐ側でオメガ星団(ω星団)を撮る
東京内陸部でオメガ星団の撮影は難易度が高い
国立天文台三鷹キャンパスからは(多分)見えないω星団
1度目でω星団の撮影に成功。しかし!
東京のど真ん中辺りでω星団撮った❗️❗️
— RYO@天文楽者 (@HDV_blog) March 26, 2021
でも地平線付近の光害が酷い。
またリベンジします!
Canon EF70-200mm F2.8L IS USM, 50枚ライブスタック#天文なう pic.twitter.com/Pqu8hu2kZN
この日は満月前の月齢13の月が残っていたので、光線カブリが酷いなぁ・・・・と、この時は思っていましたが、実は原因が月ではなかった事に後日気が付きます。
また、撮影に使用したレンズの焦点距離が短く、ω星団を拡大撮影できなかったので日を改めてチャレンジすることにしました。
無事帰宅しました。
— RYO@天文楽者 (@HDV_blog) March 26, 2021
いやーω星団、ホントに難しい。
水平高度がとんでも無く低いです
(南中時で高度6°)
鏡筒はほぼ水平😅 pic.twitter.com/r41LK3pav8
2回目の撮影
月の条件や天候を考慮し、ようやく都合がついたのが2021年4月7日。しかし!この日も味の素スタジアムではFC東京×北海道コンサドーレ札幌のナイター試合が(泣)。水曜日ですよ??まさか試合があるとは。。
しかし今回は国内Jリーグの試合なので、早く片付けが終るだろうと思い、現地で待っていると案の定、前回のU-24日本代表戦よりもかなり早い時刻に照明が落ちました。
都内プチ遠征
— RYO@天文楽者 (@HDV_blog) April 7, 2021
リベンジω星団
とりあえず成功? pic.twitter.com/8U7k1PbIge
今回はキヤノンのサンニッパ(CANON EF300mm F2.8L IS USM)を用意。
そして撮影した結果はというと・・・・
ででん!
©RYO
CANON EF300mm F2.8L IS USM, ZWO ASI462MC, サイトロン IRPRO640フィルター, 高橋P-2 K-ASTEC自動導入改造。
期待していたほどの映りではなかった(泣)
やはり東京の内陸部ではこれぐらいが限界なのかもしれません。しかも空港の側なのでモロに風の影響を受け、300mmの望遠レンズが揺れる揺れる。その結果、撮影画像の歩留まりが非常に悪く、使えるショットがあまりありませんでした。
ところで、今日は月が出ていない(新月前の月齢24)にもかかわらず、相変わらず光線カブリが酷い事がわかりました。これは、一体何なのでしょう??
なぞの赤外線照射を受けている!
強烈な赤外線照射を受けている!
— RYO@天文楽者 (@HDV_blog) April 7, 2021
被りの原因はこれだ!
(目では見えません)
IRPRO640 pic.twitter.com/JNMuDQ0RWI
一列にズラズラっと赤外線ライトが点灯している様子が伺えます。その一部がこちらを強く照らしているように見えます。もちろん、この光は目では見えませんし、スマホ等の一般的なカメラでは写りません。光点の右側には味の素スタジアムが周囲のライトに照らされて浮かんで見えます。ω星団はこの上を通過していきます。
つまり、強烈な光線被りは、この赤外線ライトだったのです。
教訓:空港周辺では近赤外線写真撮影は気をつけたほうが良いw
※後日、赤外線元を確認するために周囲を探索しましたが確認できませんでした。展望の丘には行ってないので確かではないのですが、あの丘へ上ってしまうと、赤外線照射を受けるのかもしれませんね(謎)。
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