双子座流星群YouTube Live!!
YouTube Liveで双子座流星群の中継
実は、しし座流星群の時にYouTubeライブのテスト放送を行っていたのですが、生憎の天気だった事、大した数の流星が流れなかったので不発となってしまいました(それでもご視聴頂いた方、コメントを頂いたには感謝いたします!)。
今回の双子座流星群は、月が無い好条件であること、比較的明るい流星が多数流れる事から成功する確率が高いと思い、再チャレンジしました。その結果、前半数時間は雲が多くて流星は捉えることができませんでしたが、午後11時以降は天候に恵まれ、合計8時間に渡る長時間ライブ中継を行うことができ、実際に明るい流星を皆様にお届けすることができました。ご視聴頂いた皆様、最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。
使用機材
今回の配信機材は
・SONY α7S HDMI出力
・TOKINA FíRIN 20mm F2 FE
・天頂方向を固定撮影
・HDMI出力をATEM MINI PROから直接YouTubeへHD配信(30秒ディレイ配信)。
・HDMI出力をATOMOS NINJA INFERNOでモニター&収録。
・MacProからATEM Software ControlとPhotoshopを使用してリアルタイムテロップ出力。
現在の配信環境です。 pic.twitter.com/AAMBrIIMnD
— RYO (@HDV_blog) December 13, 2020
リアルタイムテロップではこのように映し出されている星座、方向、輻射点の位置を微調整しながら出力しました。これは視聴者に必要な情報を示す手段として有効だと思います。
ライブテロップ入れながら双子座流星群の配信中。
— RYO (@HDV_blog) December 13, 2020
中々クオリティ高いでしょ?w#双子座流星群 #ふたご座流星群2020 https://t.co/i3Y2OkT1I8 pic.twitter.com/j7uxso2weN
長時間に及ぶ配信時のカメラのバッテリーは、外付けVマウント用バッテリーを使用しました。
昨晩の双子座流星群ライブ中継、機材はSONY α7Sでしたが、肝心の電源はSONYのVマウントリチウムイオン電池BP-GL95Aを使用。8時間で僅か一メモリ減。同じメーカーなのに純正内蔵用電池の酷さと言ったら.... pic.twitter.com/XxrLsXUE1d
— RYO (@HDV_blog) December 14, 2020
配信環境
本当ならば空が暗い所からお届けできれば最高なのですが、ブロードバンド回線が無いとライブ配信はできません。一応、モバイルルーターを使用した事前実験を行い、上手くいった場合は空が暗い場所から中継を・・・と検討しましたが、確実な配信ができる自信が無かったので、今回は自宅の光回線を使用して中継を行いました。
ATEM MINI PROのイーサーネットをwifi化してモバイルルータに接続したらYouTube Liveうまく行きました。
— RYO (@HDV_blog) December 12, 2020
これならば外でライブ配信ができます。
しかし、モバイル回線が遅い為なのかバッファリングが発生。 pic.twitter.com/R6e0rJyfMd
カメラの露出時間と感度設定
これは実際の空の明るさ等からトライ&エラーで決定しました。当初はISO5.1万、シャッタースピード1/30 secで行っていました。この設定では流星はサーっと流れていく姿がよくわかります。もう少し、流星の輝線を長く映し出したいと思い、感度を落とし露出時間を1/4 secに設定しましたが、今度は流星が細切れになってしまって臨場感がなくなってしまいました。やはり動画としては最低1/15sec以上 1/30sec以下がベストでしょう。
現在のライブ配信の設定 pic.twitter.com/lCv2OCdfyv
— RYO (@HDV_blog) December 13, 2020
火球を捉えた!
実際に火球を捉えた映像がこちらです。ただ、レンズが曇ってしまっていたためボヤケた映像になってしまっています。
火球!火球!火球! pic.twitter.com/Lk7PC7xWRA
— RYO (@HDV_blog) December 13, 2020
次回は・・・
ぜひ暗い空の下でモバイル回線を使用した配信を行いたいです。やはり空の暗さは大事です!あとは音声入の配信ですね。まだトークについてのノウハウを持っていないので、無音での配信ですが、少しずつスキルアップして楽しい配信ができたらと思います。
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