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[RASA8 第二夜] RASA8にオプションをつける

大抵の場合、鏡筒を買っただけでは機能が不足しているんです。


ある程度のスペックを持った天体望遠鏡は、様々なオプションを付けないとうまく機能しなかったりします。例えば、鏡筒バンドは純正品ではなくサードパーティ製の軽量タイプの物にしたり、アリガタ・アリミゾシステムで構築したり。

RASA8の場合は、セレストロンオレンジカラーを施したロスマンディ規格のアリガタが鏡筒下部に装着されていますので、対応するアリミゾ(K-ASTECの3インチアリミゾなど)を持って入ればそのままポン付けできます。しかし、それ以外にはいくつかの謎めいた穴しか空いていません。

ところで兄貴分の11インチRASAは鏡筒上部にもアリガタが装着されています。RASA8にも別売りオプションが設定されていましたが、なぜか日本では売っていないのでアメリカB&H Photo videoから取り寄せました。






同じアリガタを装着することによって、上下逆さまに架台に装着できる・・・という使い方ではなく、初めてここに様々なオプションを装着できるようになります。しかし、このプレート、非常に重量があります。下部のプレートも外して軽量な鏡筒バンドに変えると物凄く軽くなるのでは?

このプレートは、セレストロン製以外にもいくつかの会社から対応製品が出ています。できれば、ロスマンディ規格ではなくアルカスイス規格のプレートがあると良かったのですが。


今回、このアリガタには、アメリカ・FARPOINT製の安価なアリミゾ・ハンドルを装着して、運搬や設置を楽にしました。




さらにFarpoint Dovetail Accessory AdapterでASIAIR PROをアリガタに装着できるようにしました。実際には下部のアリガタに装着しています。この2つのアリガタは結構な重さがある為、鏡筒の前後のバランスを微調整できます。

そしてどんどん鏡筒が重くなっていきます。

軽量がウリのRASA8が、例のごとくどんどん重くなっていきます。私にとっては、いつものことです。

シュミット系の鏡筒は、最前部に補正版が存在するので迷光の影響をもろに受けます。そのため、フードを装着する必要があります。本当は、ASTROZAPのアルミ製フードが欲しいのですが、予算の都合上今回は安価な国際光器製の巻き付けフードを調達しました。


上下のアリミゾに合わせてハサミでカット。CMOSカメラからのケーブルを逃がすためにこのような切込みを付けました。


深さはCELESTRONのステッカーの位置まで。

巻きつけフードはけっこうヤワヤワなので、真円を中々維持できないのがネックです。この対策については、別記事で紹介します。

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